デスティニーシチー 第19戦


友駿愛馬第42号は久々購入の友駿正規募集馬。


母アデレードシチーは3頭の産駒共中央で勝ち上がっているほどの仔出しの良さ。これなら父がタップダンスシチーで非常に不安でも、母の仔出しの良さである程度はやれるんじゃないかと期待。また、牡馬で総額1000万円と非常に安価なところも魅力。

そして何よりも育成状況が順調で早期にデビューしそうなことも購入した大きな要因。


超晩成のタップ産駒で勝ち上がりは3歳夏の予想通り3歳8月に交流戦で勝ち上がり。未勝利時代はトモがパンとせずにイマイチの競馬が多かったが、本州に無事戻って来た昇級戦はレース前の追い切りで坂路で自己ベストを1秒5も縮め、レースでも正攻法の競馬で勝ち馬から僅か0秒2差の4着!!走破時計は1分51秒3稍重馬場と脚抜きの良い馬場と言うことを差し引いても素晴らしく速い時計。競馬ブックのスピード指数でも74.8とデスティニー史上過去最高の数字。

そこから数戦は左にモタれたり掛かって鞍上が抑えるのに苦労したり、挟まれてブレーキをかけたりと力を出し切れなかったが、交流戦では断然の1番人気に応えて2勝目を挙げた。

地方交流戦とはいえ、4歳夏の直前に2勝目を挙げ降級の恩恵を獲得。500万クラスに降級してからもワンパンチ不足の内容が続くが確実に上位で賞金も稼いでくれる。


前走は久々に芝のレースに出走。私は未勝利時代の福島芝2000m3着のレースを高く評価しており、ずっと芝での出走を望んできた。直前の追い切りでも岡田稲男厩舎にしては珍しく3週間も厩舎においてのしっかり仕上げで自己ベストを更新する過去最高の動きだったが、直線で前が塞がる不利もあり5着だった。

それでも内容は良く、優先権も獲得できたことからもう1度芝のレースに使ってくれるよう。次こそはきっちりと勝ち負けに絡んで芝馬であることを確定して欲しい。特に1000万クラスと1600万クラスの芝のレースは少頭数で美味しいレースが一杯。芝が美味い。


前走後、在厩で調整され、次走は中2週で

8月30日 札幌10R 千歳特別 500万下 芝1500m 混合 定量に出走!!

フルゲート14頭のところに特別登録数26頭。水曜日の想定段階では16頭。結局13頭で確定。

鞍上は前走同様主戦の秋山真一郎騎手で今度こそ。


8着/8番人気。

結果的に距離短縮は失敗。デスティニーシチーはスピードがなく最後までバテずに走っているが伸び負け。前走1800mで掲示板を確保したのだから、同じところで走らせないと。

この大敗を持ってまたダートに戻ると言われるのは心外。距離も短すぎるし、重い洋芝も得意ではない。


レース回顧と時計の分析を掲載。

(2014年11月11日完結)

2014年8月13日立ち上げ

●次走は中2週で8月30日 札幌10R 千歳特別 500万下 芝1500m 混合 定量を予定

 前走は帰厩後10日で出走させる岡田稲男厩舎にしては珍しく、在厩で3週間しっかりと調整され、調教でも自己ベストを上回る抜群の動きを披露していた我らが愛馬デスティニーシチーですが、直線で前が塞がる不利があり5着と掲示板確保が精一杯でした。

 しかし、久し振りの芝で力のあるところを見せ、岡田稲男先生は次走も芝を選択してくれるようです。

 以下は8月11日に更新されましたクラブ公式HPデスティニーシチーの近況報告です。

岡田師は「距離が延長するので引っ掛かるのではないかと心配していましたが、道中は上手く折り合ってくれました。直線で前が壁になり不利を受けましたが何とか権利は確保してくれました。久々の芝となりましたが、問題ないようなので中2週で1500m戦を視野に入れたいと思います」と話しています。

 ということで、在厩で調整され次走は8月30日 札幌10R 千歳特別 500万下 芝1500m 混合 定量を予定ということです。

 次こそはきっちりと勝ち負けに絡んで芝馬であることを確定して欲しいですね。特に1000万クラスと1600万クラスの芝のレースは少頭数で美味しいレースが一杯です。芝の常連になって欲しいですね。

これ以降は2014年8月26日に作成

●気になる特別登録表(8月30日 札幌10R)

特別登録表 8月30日 札幌10R 千歳特別 500万下 芝1500m 混合 定量

第1回登録完了馬 全26頭 フルゲート 14頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アドマイヤオウジャ 岩田康誠 57.0  4/13 1000万 阪神芝1600
ウインイルソーレ 54.0  5/18 500万 東京芝1400
ヴィンセンツイヤー 54.0  7/27 500万 福島ダ1700 15 13 15
ウインレーベン 三浦皇成 54.0  8/10 500万 札幌芝1500 12
ウェイトアンドシー 松岡正海 54.0  5/25 未勝利 東京ダ1300
カレングランブルー 54.0  8/24 500万 札幌芝1200
クリアーパッション 井上敏樹 52.0  8/17 未勝利 札幌芝1500 14 12
コスモマイルール 52.0  8/03 500万 新潟芝1400 16 10 13 14
ショウナンアンカー 丸山元気 57.0  7/06 立待5下 函館芝1200 11 13 11
ダブルファンタジー 古川吉洋 55.0  7/27 500万 札幌ダ1700
ダンツアトラス 57.0  7/27 500万 札幌芝1500 10
デスティニーシチー 秋山真一郎 57.0  8/09 500万 札幌芝1800
テーオーレイチェル 55.0  8/17 500万 札幌芝1500 11
ニシノミチシルベ 勝浦正樹 52.0  5/24 カー5下 東京芝1800 10 12
ネルトスグアサ 57.0  8/16 500万 札幌ダ1700 13 12 10 10
ハギノブシドウ 57.0  8/09 500万 札幌芝1800 11
ハープティー 佐々木国 52.0  9/01 すずOP 函館芝1200 13 13
ビアンコカンドーレ 四位洋文 52.0  7/12 下北5下 函館芝1200 10 16
ヒカルブルービー 吉田隼人 54.0  3/15 500万 中山芝1600 10 12
フィールザロマンス 55.0  7/20 500万 函館ダ1000 10 16
マイネヴァリエンテ 52.0  7/26 500万 札幌芝1200
マイネルアルティマ 57.0  8/23 500万 札幌ダ1700 14 14
マツリダジャパン 池添謙一 57.0  8/17 500万 札幌芝1800 11 11 11
マデューロ 藤田伸二 57.0  8/03 500万 新潟芝1400 15 10
マリーナベイ 藤岡康太 52.0  5/10 プリOP 東京芝2000 14
ヤマニンシバルリー 城戸義政 57.0  8/10 500万 札幌芝1500 13 13 14

フルゲート14頭のところに特別登録数は26頭です。デスティニーシチーは前走5着の優先出走権がありますから出走は確実と思われます。鞍上は前走に引き続き主戦の秋山真一郎騎手で今度こそですね。

これ以降は2014年8月27日に作成

●気になる出馬想定表(8月30日 札幌10R)

出馬想定表 8月30日 札幌10R 千歳特別 500万下 芝1500m 混合 定量 全16頭 フルゲート 14頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アドマイヤオウジャ 岩田康誠 57.0  4/13 1000万 阪神芝1600
ウインイルソーレ 黛弘人 54.0  5/18 500万 東京芝1400
ヴィンセンツイヤー 54.0  7/27 500万 福島ダ1700 15 13 15
ウインレーベン 三浦皇成 54.0  8/10 500万 札幌芝1500 12
コスモマイルール 丹内祐次 52.0  8/03 500万 新潟芝1400 16 10 13 14
ショウナンアンカー 丸山元気 57.0  7/06 立待5下 函館芝1200 11 13 11
ダブルファンタジー 古川吉洋 55.0  7/27 500万 札幌ダ1700
ダンツアトラス 57.0  7/27 500万 札幌芝1500 10
デスティニーシチー 秋山真一郎 57.0  8/09 500万 札幌芝1800
テーオーレイチェル 菱田裕二 55.0  8/17 500万 札幌芝1500 11
ニシノミチシルベ 勝浦正樹 52.0  5/24 カー5下 東京芝1800 10 12
ハープティー 佐々木国 52.0  9/01 すずOP 函館芝1200 13 13
ヒカルブルービー 吉田隼人 54.0  3/15 500万 中山芝1600 10 12
フィールザロマンス 花田大昴 55.0  7/20 500万 函館ダ1000 10 16
マデューロ 藤田伸二 57.0  8/03 500万 新潟芝1400 15 10
マリーナベイ 藤岡康太 52.0  5/10 プリOP 東京芝2000 14

表中 騎手の太字は乗り替わり予定 青字は1000万クラスでの成績

フルゲート14頭のところに現在16頭が出馬想定されています。

●追い切り情報(8月27日作成)

前走前 8月6日 函館ウッドチップ 稍重馬場 一杯に追う

菱田裕二
5F 67.0
4F 52.3
3F 39.8
1F 13.0[7]



8月27日 札幌ダート 良馬場 強めに追う

花田大昴
5F 66.7
4F 52.0
3F 39.0
1F 13.0[5]
 8月27日、体重の軽いジョッキー騎乗でしたが、終いは13秒もかかってしまいました。良いことではないですが、総じてデスティニーシチーの追い切りはこんな感じですので心配することもないでしょう。競馬ブックでは”活気十分”と高い評価、デイリー馬三郎では”伸び一息C”と低い評価です。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。良いとか絶好の勝負気配だとは思いませんが、デスティニーなりに悪くなく、力の出せる仕上がりだと思います。勝ち負けを期待しています。

これ以降は2014年8月28日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 8月30日 札幌10R 千歳特別 500万下 芝1500m 混合 定量 全13頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アドマイヤオウジャ 岩田康誠 57.0  4/13 1000万 阪神芝1600
ウインイルソーレ 黛弘人 54.0  5/18 500万 東京芝1400
ウインレーベン 三浦皇成 54.0  8/10 500万 札幌芝1500 12
ショウナンアンカー 丸山元気 57.0  7/06 立待5下 函館芝1200 11 13 11
ダブルファンタジー 古川吉洋 55.0  7/27 500万 札幌ダ1700
ダンツアトラス 横山和生 57.0  7/27 500万 札幌芝1500 10
デスティニーシチー 秋山真一郎 57.0  8/09 500万 札幌芝1800
テーオーレイチェル 菱田裕二 55.0  8/17 500万 札幌芝1500 11
ニシノミチシルベ 勝浦正樹 52.0  5/24 カー5下 東京芝1800 10 12
ハープティー 佐々木国 52.0  9/01 すずOP 函館芝1200 13 13
ヒカルブルービー 吉田隼人 54.0  3/15 500万 中山芝1600 10 12
マイネヴァリエンテ 丹内祐次 52.0  7/26 500万 札幌芝1200
マリーナベイ 藤岡康太 52.0  5/10 プリOP 東京芝2000 14

表中 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

●札幌芝1500mコース解説

 JRAで唯一組まれている距離で、札幌競馬場を象徴する特殊なコース。
 スタート地点は1コーナー横にあるポケット。約170m斜めに走り向正面に合流する。ちょうど中山芝1600mに似たようなコース形態になっていて、狙い馬のポイントも共通している部分が多い。
 まず、内枠が断然有利。フルゲートは14頭だが、スタート直後にコーナーがあるので外枠の馬は、どうしても距離ロスが免れない。特に外枠の差し馬は割引が必要。内枠の馬同士で決まり、大波乱という結果も珍しくない。そして、逃げ・先行馬が有利。向正面の直線で1度ラップが緩みやすく、先行馬は息が入る。しかし、道中あまりペースが緩むとマクリ差しが炸裂する。
 要求される距離適性は、マイルよりやや短め。中山と違って平坦コースのせいか、1400mがベストの馬でも対応しやすい。
有利な枠順 内枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 枠順
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ
連対騎手ベスト 横山典弘、岩田康誠、武豊、田中勝春、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分31秒5
2歳未勝利 1分31秒0 1分29秒4
2歳オープン 1分30秒5 1分31秒0
3歳未勝利
古馬500万 1分29秒6 1分30秒7
古馬1000万 1分29秒0 1分30秒4 1分31秒0
古馬1600万

●騎手は秋山真一郎騎手 ほっさん評価 2013年「A+」→2014年「A−」

 今回もデスティニーシチーの鞍上は主戦の秋山真一郎騎手です。彼のおかげでデスティニーシチーがここまでやれていると言っても過言ではないでしょう。すでに今回で10回目の騎乗。そろそろ勝ち星が欲しいですね。前走は直線で前が壁になる不利で5着に敗れました。この行き場がなくなるというのは秋山真一郎騎手のウィークポイントで駄目な面がまた出てしまいました。これさえなければもっと上位の騎手でしょうし、乗れる騎手なんでしょうけどねぇ。

 秋山真一郎騎手と言えば四位洋文騎手などと並び、馬上での姿勢が綺麗な事で有名です。綺麗に乗るので馬への負担が少なく、人気薄でも人気以上に持って来てくれます。

 秋山真一郎騎手はGTではなかなか縁がなかったものの、一昨年(2012年)は自身初のGTとなるNHKマイル(カレンブラックヒル)や阪神JF(ローブディサージュ)と一気に2つを制しました。今までは秋山真一郎騎手とGTと言えばなんと言ってもオークスでの1番人気ベッラレイア(ハナ差2着)ですが、ついにその嫌な印象も消し去りました。重賞は15年連続勝利中でしたが昨年ついに記録が途切れました。


 2014年8月27日現在、中央通算821勝、勝率8.3パーセント、連対率16.1パーセント、GTは2勝(2012年 NHKマイル・カレンブラックヒル、2013年 阪神JF ローブディサージュ)、重賞29勝されています。騎乗馬の質を考えると素晴らしい成績です。
 昨年(2013)は42勝、勝率7.3パーセント、連対率15.8パーセントとGTを勝ち2つ勝って絶好調だった一昨年(2012年)と比べると成績が少し落ちました。私の評価も「A+」から「A−」に今年ランクダウンしています。本年(2014年)はここまで36勝、勝率8.9パーセント、連対率18.7パーセントと通年成績を大きく上回り非常に好調です。


 秋山 真一郎(あきやま しんいちろう)は1979年2月9日生まれの35歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する18年目の騎手である。騎手免許は平地のみ。父の秋山忠一は元・JRA騎手で現在は調教助手。

 1997年に野村彰彦厩舎所属でデビュー。現在はフリー。同期は武幸四郎、勝浦正樹、村田一誠、江田勇亮、武士沢友治、今村康成、松田大作、仲田雅興らがいる。初年度は33勝。

 当時より展開に合わせ柔軟な騎乗ができる若手としてはめずらしい騎手として評価をされ、デビュー初年度より毎年30勝以上の成績を残し、3年間で103勝をマークし自力で見習騎手から外れるなどコンスタントな活躍を見せている。

 2年目の1998年にはカネトシガバナーで重賞初勝利(神戸新聞杯)並びにGT競走初騎乗を併せて達成。さらに当時の野村厩舎の代表管理馬であるキョウエイマーチの主戦騎手に起用され、京都金杯・阪急杯を制するなど騎乗停止処分中の一回を除き引退まで同馬の騎乗を務めている。

 またデビュー年こそ重賞勝利は無かったものの、翌1998年以降毎年重賞勝利を記録、2012年現在までで15年連続で重賞勝利している。特に中京競馬場と相性が良く通算重賞22勝のうち、中京開催の重賞を6勝している。なお、新潟競馬場、福島競馬場以外の中央競馬8場で勝利を挙げている。

 2000年7月にフリーに転身。

 2005年にはサカラートで東海ステークスに勝利。同レースの前身であるウインターステークスは父・忠一が唯一勝利したサラブレッド重賞でもあり(1987年・クラウンエクシードでの勝利)、親子騎手制覇となった。

 2007年のオークスでは、ベッラレイアに騎乗して1番人気に推され、直線で完全に抜け出したものの、ローブデコルテにハナ差だけ差されて2着に終わっている。

 2009年にはサクラオリオンに騎乗し、中京記念と函館記念に優勝。同馬では札幌記念でも3着と好走し、この活躍が同年のサマージョッキーズシリーズ優勝につながった。

 2012年2月12日、京都12Rをスピルオーバーで勝ち、史上49人目、現役22人目となるJRA通算700勝を達成した。1997年3月1日の初騎乗以来、8459戦目。また、この年のNHKマイルカップをカレンブラックヒルで優勝し、デビュー16年目、55回目の騎乗でGT初勝利となった。



 「勝率が1割弱、連対率が1割5分前後という成績が長く続いている。道中は抑え気味に丁寧に乗っていて、追い出してからの伸ばし方も悪くない。しかし、勝負どころの対処に問題がある。ここで腰が引けてしまい、捌こうとせずにズルズルと下がって競馬を終わらせることが多い。1番人気での成績は、2010年が[21・10・6・20]の勝率.368、連対率.544で、2011年は[7・3・3・12]の勝率.280、連対率.400。2011年は2・3番人気で[15・12・6・34]の勝率.224、連対率.403と好成績を残している。コース別、芝・ダート別、距離別で目立つ偏りはない。野村彰彦と平田修の両厩舎で主戦的な立場にいる。2011年は須貝尚介厩舎で多く騎乗して連対率.381と結果を出しており、このラインには注目すべきだ。重賞で多く穴を出している点も見逃せない。デビュー2年目から14年間も重賞勝ちが途切れておらず、16190円、16140円と単勝万馬券が2つもある。2011年の2つの重賞勝ちも1970円(サンライズベガの小倉大賞典)、870円(アイアムアクトレスのユニコーンS)と単勝配当は高めだった。騎乗馬に魅力を感じたら狙っていって良いだろう。4コーナーをクリアできるかは、残念ながら事前に読みようがない。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)


 ほっさん愛馬での成績(11戦0勝)

2012年 9月17日 スピカシチー     500万下       阪神芝1800m 12着/16番人気
2012年11月10日 デスティニーシチー 2歳新馬        京都芝1600m  8着/12番人気
2012年11月24日 デスティニーシチー 2歳未勝利       京都芝1600m 8着/11番人気
2013年 3月16日 フランベルジェ    500万下       阪神ダ1400m  出走取り消し
2013年 3月23日 エスペランサシチー 500万下       中京ダ1200m  2着/3番人気
2013年 4月 7日 デスティニーシチー 3歳未勝利       阪神芝1600m 6着/13番人気
2013年 7月 6日 デスティニーシチー 3歳未勝利       函館芝2000m 8着/8番人気
2013年11月10日 デスティニーシチー 500万下        京都ダ1800m 4着/9番人気
2013年12月 7日 デスティニーシチー 500万下        中京ダ1800m 4着1番人気
2013年12月22日 デスティニーシチー 500万下        阪神ダ1800m 7着/7番人気
2014年 2月 2日 デスティニーシチー 500万下        京都ダ1800m 4着/4番人気
2014年 8月 9日 デスティニーシチー 500万下        札幌芝1800m 5着/4番人気


2013年4月7日 阪神4R 愛馬デスティニーシチーの騎乗する秋山真一郎騎手(13番人気6着)。

これ以降は2014年8月29日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「ウインレーベンの前走は大外枠で行き切れなかったのが響いた。理想はハナ。追い切りの動きは引き続き良く、ここは強力な同型も不在で、先手を主張できる組み合わせ。見直したい。詰めは甘いが、マイネヴァリエンテは距離延長で追走が楽に。アドマイヤオウジャも降級し、力上位。ウインイルソーレも差はない。」


短評は「上位拮抗」



予想家の印
馬名 橋本篤 高柳利 井尻恵 CPU
ダブルファンタジー
テーオーレイチェル
マリーナベイ
ニシノミチシルベ
デスティニーシチー
ショウナンアンカー
ウインイルソーレ
ダンツアトラス
ウインレーベン △△
アドマイヤオウジャ
マイネヴァリエンテ △△ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
アドマイヤオウジャ 3.2
ウインレーベン 3.9
マイネヴァリエンテ 6.9
ニシノミチシルベ 7.8
ダンツアトラス 10.8
ウインイルソーレ 10.9
テーオーレイチェル 11.0
デスティニーシチー 13.1
ダブルファンタジー 17.2
以下22倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
デスティニーシチー 74 63 60 66
アドマイヤオウジャ 85 77 79 78
ウインレーベン 77 74 77 61
マイネヴァリエンテ 85 75 70 76
ニシノミチシルベ 84 84 81 71
ダンツアトラス 87 77 78 67


デイリー馬三郎

本紙の見解

「発馬直後につまずいたうえに、終始外々を回らされるロスが響いた前走は参考外。札幌巧者の◎ダンツアトラスが巻き返す。上級条件でも通用する地力の持ち主でスムーズなら一変が可能。入念な攻めのアドマイヤオウジャが○。〈城谷〉」

◎ ダンツアトラス
○ アドマイヤオウジャ
▲ ウインレーベン
× デスティニーシチー
☆ ニシノミチシルベ
△ マリーナベイ
△ マイネヴァリエンテ




デスティニーシチーは全13記者中 ◎(本命)印 1記者、▲(3番手評価) 1記者、×(4番手評価) 3記者、☆(5番手評価) 1記者、△(6番手以下評価) 1記者、無印 6記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

デスティニーシチー(5着)

 「今日はうまくいきましたね。ただ、本当に難しいところのある馬。次もうまくいくかは何とも・・・。」(秋山真一郎騎手・競馬ブック)

 「距離が延長するので引っ掛かるのではないかと心配していましたが、道中は上手く折り合ってくれました。直線で前が壁になり不利を受けましたが何とか権利は確保してくれました。久々の芝となりましたが、問題ないようなので中2週で1500m戦を視野に入れたいと思います」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)
 「8キロ減と馬体が絞れていた。好位で変に動かなかった分、終いはジリジリと脚を使った。折り合いもついていたように、慣れれば芝のこの距離でも問題なさそう。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

デスティニーシチー

 「体が絞れていたし、洋芝も合っているみたい。前々の位置で粘り込めれば。」(猪田助手・デイリー馬三郎)

 「体が絞れていたのが良かったし、洋芝も合っている感じでした。1600メートルくらいがベスト距離だと思うので、距離短縮は歓迎でしょう。前、前で粘り込む形なら。」(猪田助手・競馬ブック)

 「中2週となるのでそれほど強い稽古は必要ありませんが動きは良く叩いた効果は十分なようです。今回は距離が短くなり、前走より競馬は進めやすいので上位を狙っていきます」(岡田稲男調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 デスティニーシチーは前走5着で同条件のレースに出走。前走5着は直線で前が壁になる不利(・・・っと言うか、秋山真一郎騎手のこの辺りの捌き下手は有名(>_<)。ただ、それ以外は上手いし良い騎手なんですよねぇ〜。今度は不利なく頼みます。)もあり5着でしたが、不利がなければ3着辺りはあった内容で、今回特別戦ですが前走このクラスでの最高着は3着の馬が1頭いますが、その時の距離は1200m。次点は同厩舎(170組)のテーオーレイチェル&前回トーセンに寝返った(笑)ヒッシーの4着。その次が我がデスティニーシチーの5着。それ以外は掲示板を外しているか交流戦4着と冴えないメンバー構成です。

 そのテーオーレイチェルも4着と言っても牝馬限定戦ですし今回は牡馬との一般戦。当然少し評価を下げてもいいでしょう。

 そんなこんなで、想定段階では賞金の高い特別戦とは言え美味しいレース!!ごっつぁんです。

 えっ!?ならばデスティニーは1番人気かって??いや、1番人気はウインレーベンでしょう。

 この馬、2走前は岩田師範で1番人気でしたが、我がグランデアモーレ(5番人気9.0倍)にハナ差競り負け2着。返す刀で前走も1番人気でしたが、コーセーに乗り替わり12着大敗。今回コーセー騎手2度目の騎乗で巻き返しを狙っているはずです。過去の実績からもそちらが1番人気でしょうね。

 デスティニーシチーもチャンスだと思いますし勝ちたいですね。勝って芝馬だということを170先生に見せつけ、もうダートなんて言わないよ絶対〜にさせて欲しいですね。

これ以降は2014年11月11日に作成

●パドック

 デスティニーシチーの馬体重は前走プラス6キロの478キロ。少し落ち着きがないように思いましたが、馬体はふっくらとして良い感じに見えました。

●レース 

 デスティニーシチーのスタートは普通なのですが、無理せずに馬なりで7番手になります。道中はガッチリと折り合い好位置をキープしていましたから、これは突き抜けるところまであるぞと思っていましたが、追ってからはバテないものの速い脚がなくポジションはかわらずに8着で入線。結果が残せずまたダートに戻されそうで心配です。

●時計の評価

 今回のデスティニーシチーの走破時計は1分29秒6良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分28秒8、勝ち馬の時計が1分29秒0ですから、ほぼ平均的なレースだったと言えます。

 デスティニーシチーはそこから0秒6離されているのですから、そりゃ8着くらいになりますね。それでもワンパンチ足りないもののそんなに悪くないですし、何よりも距離が短すぎますよね。芝の中距離で走らせてくれってあれだけ言っているのにぃ。

●気になる賞金は

 1着賞金が1000万円。8着の出走奨励金が5パーセントですので50万円。特別出走手当が39.6万円。合計89.6万円。1口で割りますと1300円程度になると思われます。

●今後の展望

 正直、分かってないなぁ〜という感じでもどかしいですね。デスティニーシチーはそんなにスピード能力が高いわけではなく、芝の短いところのスピード勝負では分が悪いでしょう。かかるというのなら分からないこともないですが、最近はレース中にかかることは少なくなりましたもんね。

 そして北海道の重い洋芝も未勝利時代から駄目でしたよね。3着に好走したのは福島芝2000m。野芝のコースです。

 番組の決定権のある調教師として、その馬の最も良い条件で走らせてあげないと勝てるものも勝てません。それなら馬主が力を発揮すればいいのですが、基本友駿ホースクラブは調教師に対して放置プレイですからねぇ。

 これでダートに戻されるのなら、実に残念でなりません。

●最後に

 前走芝で掲示板確保ということで、これから芝路線へ行ってくれるのではないかと大いに喜びましたが、まさかの距離短縮での大敗。せめて同じ距離のレースに出して欲しかったですね。

 それでも8着と出走奨励金を確保してくれたことは本当に嬉しいですが、またワンパンチ不足のダートに戻るのかと思うと気が重いですね。

 そんなこんなでここ(第19戦特集)の仕上げがレースから随分と時間が経ってしまいました。いいレースをしてくれたときは勝ち負けにかかわらず気分も乗ってくるし、書きたいことが一杯で更新も早いんですけどね(^_^;)。

 今回は8着と凡走でしたが、これは馬のせいではありません。ベストを尽くさない陣営の責任だと私は思っています。馬は苦手な条件の中、最後までしっかりと走ってくれました。感謝しています。次もどんな条件で走らされるかわかりませんが、頑張って欲しいですね。

 頑張れ、デスティニーシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2014年8月13日立ち上げ 26日、27日、28日、29日、10月6日、11月11日加筆
デスティニーシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 8月 9日 第18戦 500万下 札幌芝1800m (5着/4番人気) 松嶋屋様撮影 現地写真多数掲載

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